磐田市W公会堂様
磐田市W公会堂様の工事施工例です。
今回の工事の主な依頼内容は既存部分と増築部分の間にとり残され0.5畳スペースの押入れを撤去し、通路として活用したいとの事でした。
0.5畳の小さなスペースを隔てて建築時期が違うというのは施工者にとってなかなか難題です。
なぜかと云うと仕上げ材料が床・壁・天井どれを合わせようとしても、ロット(製造した時期)が同じのがなくて色合がちがったり、もうその製品が製造中止となってたり内法寸法(敷居上端~鴨居の下端)や天井の高さが異なるからです。
それらを補うように創意工夫をして仕事をさせてもらいました。
施工後
黒く見える鉄刀木(タガヤサン)の上部に意匠的デザインと明かり取りを兼ねて垂れ壁を抜き、戸襖や壁を撤去した箇所は釘やビスの後が目立ったため、磨き丸太の半割りを既存の柱に添えて赴きのある空間へと変化させました
施工中
施工前