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廃版外壁タイルのリフォーム

廃版メーカーとなったサンクレイの乾式タイル(目地詰施工)のリフォームを承りました。

タイルの割れ・剥がれが起き、その原因追究と対処の依頼を請負ました。

改修内容は廃版タイルで入手は困難なのでガルバリウム鋼板とメイクスクリーンで外壁アクセントとなるようにリフォームしました。

【工事前の様子】

所々タイルの剥がれが起き、亀裂が局所的に起きてました。

亀裂は直線的に伸び、複数見受けられました。

【現地調査の様子】

特にひどい亀裂箇所のタイルを剥がし、原因を調査しました。

乾式タイルを引掛けるタイルベース下地にも直線的に亀裂が入っていました。

タイルベースを留めつける釘を打った箇所(間柱位置)に亀裂が起きてました。

内壁部に影響が出ている訳ではなく、基礎に亀裂が入っているのでもなく、原因は不明でした。

構造体に欠陥があれば、目視で基礎や内壁部、外壁部に影響が分かるはずですが、この建物はそれがでていませんでした。

タイルベースを一部剥がし、様子を見てみましたが、特に問題は無かったです。

【改修工事の様子】

出隅部分から約3mの範囲にタイルのクラックが集中していた為、この範囲の乾式タイルを目地と一緒に剥がしました。

そして、ガルバリウム鋼板が横張りで納まるように、見切下地を取付準備しました。

結局、原因が特定出来ず、リフォームすることとなり、窯業系(サイディング等)では再度クラックの発生するおそれが有る為、ガルバリウム鋼板仕上としました。

ガルバリウム鋼板の色はアクセントで使用した為、外壁色(乾式タイル色)よりも明るい色選択としました。

メイクスクリーンのパーツです。全部組み合わせると高さ4m×幅3mにもなります。

色は全体バランス考慮してサッシ色にしました。

スクリーン(縦格子)の部材は全部で5枚に分割して現場納入しました。

横桟を3本取付、それらに引掛けて仮付していきます。

位置が決まり次第テクスビスで固定しました。

外壁にメイクスクリーンが付き全体のアクセントとして際立ちつつ、上部の窓配置ともバランスがとれ調和がとれた仕上りになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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