トイレを快適空間にリフォーム
足が若干不自由なお施主様の要望に応えて段差解消(バリアフリー)の高齢者対応のトイレリフォームを承りました。
【現調時の様子】
トイレと廊下で段差があり、和式の便器でスペースも狭くとても、不便なトイレ空間でした。
以前、配管漏れがあったらしく、給水管が写真のようにかなりの長さが露出してとても見苦しい状態でした。
トイレ中には、間仕切りがあり小便器と和式便器が設置されていました。
しかし、トイレ空間の大きさは、有効寸法約1200×1700mmで、小スペースに間仕切りがあって利便性に乏しい状態でした。
【工事の様子】
露出配管と便器を全て撤去し、新たに給水・排水の配管を施工する為、床タイルを撤去しました。
壁内の配管を撤去の為に最小限の範囲で壁を撤去しました。
壁を撤去すると問題点が発覚しました。
一つは、白蟻被害と二つ目は土台が無いという事でした。
タイル下地に入れられていた土を全て撤去し終えた写真です。
土台が無い状態です。因みに鉄骨造の建築物です。
防蟻処理をした後、床下地組作業しました。
土台が無い為、レベル調整の墨出しをして、下地を組み、剛床パネル(28mm実付合板)で床下地を作りました。
壁も下地組みをして、プラスターボードを貼りクロス下地の完成です。
クロス工事内のパテかい工事の様子です。
床仕上は、フロアタイル仕上です。綺麗好きなお施主様が清掃しやすい素材です。
【工事完工の様子】
要介護となっても対応出来るようにサポートスペースを確保した清潔感のあるトイレ空間が完成しました。
いつでも、手摺を付けれるように、手摺下地は、万全に壁体内に配置してあります。
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