磐田市A様邸
外観は総タイル張り仕様でこだわりの和室コーナーのある収納大容量の内観の脇屋（長屋）が完成しました。
外観～内観まで細部まで丁寧に仕上られた家造りをご覧ください。
建物全面私道を路面舗装する為縁石のかわりに枕木を設置しました。
表札とポストを母屋と脇屋の中間地点に意匠性を高めたﾓﾆｭﾒﾝﾄに設置しました。
敷地に余裕があり通風・日照を考慮して東西桁方向の長屋として計画しました。
単調になりがちな総２階の長屋の外観をINAXのｾﾗｳﾞｨｵSのﾎﾞｰﾀﾞｰﾀｲﾙの濃い色と基礎幅木の黒玉石塗のﾓﾉﾄｰﾝ色でｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄし、外壁のﾓﾉﾄｰﾝ色に力負けしないように玄関ﾎﾟｰﾁﾀｲﾙを400角タイルの濃い色仕様としました。
400角タイルは広い面積を施工すると外観ﾌｧｻｰﾄﾞを広く演出します。
アプローチの路面には乱形の石を張り総タイル張りの外観を引き立たせています。
間口一間の玄関には玄関収納を設けず玄関脇にWIS（ｳｵｰｸｲﾝｼｭｰｽﾞﾎﾞｯｸｽ）を設置しています。
通常WISは土間続きの空間となりますがお施主様の要望で床続きの空間にしました。
収納建具は黒縁の開き襖としました。襖紙をﾃﾞｻﾞｲﾝ張り分けとして意匠性を高めています。
下部収納は奥行600MM・上部収納は奥行500MMあり可動棚も設置してあり座布団も入る容量です。
飾り棚収納横のｽﾘｯﾄ格子両側の飾り柱は杉の面皮柱を使用し、落とし掛けも北山杉の天然面付を使用しています。
廻り縁も杉を使用して、天井目板及び天井桟も全て茶網代材に合わせて4色の自然塗料をﾌﾞﾚﾝﾄﾞ調色して仕上ています。
飾り棚正面はｱｸｾﾝﾄｳｵｰﾙとして無垢板の紫檀源平を使用し、自然塗料仕上としています。
際だったｾﾞﾌﾞﾗ柄が印象深いです。
収納上の飾り棚のｶｳﾝﾀｰは杉無地の一枚板60MM厚を使用しています。
天井材には自然素材の茶網代の目透し天井を使用しています。
何とこの天井材を製作している工場は日本で一つしかないそうです。
お施主様の要望で設置した畳ｽﾍﾟｰｽでしたが床選択色がﾀﾞｰｸ色だったので和室ｺｰﾅｰをｱｼﾞｱﾝﾃｲｽﾄにｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄして畳も縁無のｸﾞﾚｰｶﾗｰ畳の市松模様に設置しました。
単調な仕上り空間になりがちなL型配置の約18畳のLDKですが和室ｺｰﾅｰを設置する事で奥行のある空間となり一層ゆとりのある空間つくりを演出しています。
ﾀﾞｰｸ色の床板にﾀﾞｰｸ色のｷｯﾁﾝ・ｶｯﾌﾟﾎﾞｰﾄﾞをｾﾚｸﾄして高級感が出ています。
勝手口横に便利なコルク掲示板を設置しています。その下は階段下収納で杉無垢羽目板仕上です。
飾り棚用とﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ用の2種類の壁面収納を設置しています。
一坪ｻｲｽﾞの洗面脱衣室を有効利用度を増すために階段下を利用して可動棚収納を設置しました。
様々な物（ﾀｵﾙ・洗剤等）をﾊﾞｹｯﾄ等の入れ物に分類して使用すると便利です。
北側階段なので高窓を設け採光に配慮しています。
ベランダへの動線は共用の廊下からとし、親子間のﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰに配慮しています。
3畳ｽﾍﾟｰｽの書斎です。お施主様のﾊﾟｿｺﾝﾗｲﾌｽﾀｲﾙに合わせて打合せを重ね棚の高さ・配置を設定しました。
ベランダﾞ内部の壁までしっかりタイルが張ってあります。床面にはこの後ベランダ用置きタイルを設置します。
主寝室には壁厚利用の飾り棚兼本棚を開口枠高さに合わせて作製し取り付けました。
一部固定棚として（補強用）他は可動棚として利便性を重視しました。
主寝室奥はWIC（ｳｵｰｸｲﾝｸﾛｾﾞｯﾄ）です。
お施主様が現在使用中のﾌﾟﾗｽﾁｯｸｹｰｽ２段の高さに合わせて固定棚の高さ設定しました。
一つ一つ打合せの上で様々な事が決定していく事が注文住宅の利点です。
子供室のｸﾛｰｾﾞｯﾄ内部はお施主様の希望により杉無垢羽目板仕上となっています。
中段・枕棚は総桐使用です。無垢の木は湿度調節に重宝します。
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