袋井市 C様邸
袋井市C様邸施工例です。
家を新築されるお施主様のご要望はいつまでも子供と触れ合えるようにLDから2階に行き来出来るように階段を設けたい。
(リビングIN階段)と出来る限り収納スペースが欲しいとの事でした。
出来るかぎりお施主様の期待に副えるように提案し打ち合わせを何回か重ねて施工させていただきました。
南側外観には乾式タイルを貼り屋根庇を設ける事で単調になりがちなほぼ総二階のこの家の造りに奥行きをもたせました。
玄関は間口1間(1820)をより広く見せる工夫として上部を吹き抜けとし縦空間の伸びを出し正面壁にニッチを設け奥行きをだしました。玄関収納も壁へ埋め込みました。
玄関上部吹き抜けに面する手すり壁は格子状に抜き圧迫感を軽減しFIX窓で採光を大きく取りアールの折り上げ天井で華やかさを演出しています。
玄関収納を内壁に埋め込みました。
TELカウンターを飾り棚風としその正面にコルクを貼り掲示板にしました。
LDの天井は部材を全て加工しオリジナルの洋風格天井としサイザル麻と無垢板を市松模様に配置しました。
計24マスに及ぶ格天の高さは最高2650有りとてもダイナッミクです。
LDの収納として出窓下収納が2箇所有りその他にも小物収納を様々設け工夫しました。
リビングIN階段の入り口には戸を設け空調に配慮しました。
階段壁面にニッチを設けました。家族のふれ合いを大事に考えるお施主様は3人の子供の写真を飾るそうです。
階段手すり壁にはガラスブロックを埋め込み暗くなりがちな階段室を明るくしてます。
又この家の階段位置は建物の中心に設け動線計画上どの部屋からも使い易い配置となってます。
手すり壁の一面に本棚を設け全て可動棚とし子供の図鑑等を置き高さ的にも子供でも使い易いように配慮しています。
二階ホールの天井はアール二段折上げ天井としその緩やかに描くカーブが繊細で優しい雰囲気を醸しだしてます。
ニッチの正面壁はマグネットを使用出来るようにしました。
アールの垂れ壁の向かいに収納式の階段を設けその上部に12帖のスペースの小屋裏収納設けました。
この家の収納は打ち合わせにて様々な用途場所に応じてフリー板にて仕切りを造り(可動棚)収納を無駄なく使用出来るように工夫しています。
寝室の天井は側面の出窓を近隣のプライバシーへの配慮から設定をH2250とした為バランスを考えアール天井の頂点をH2750として広さを演出しました。
和室の建具は創作しオリジナルとし障子の張替え不要のアクリル板(雲竜柄)を両面組子の間に落としこみました。
お施主様の協力があり和やかな雰囲気のもと創意工夫で良い仕事をさせていただきました。
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