倉庫内未利用空間の棚作製
木造で建てられた倉庫の上部の未利用空間を利用して大容量の収納空間の作製を承りました。
【工事前の様子】
横架材には、ハイブリッド集成材が使用されていて梁成が455mmあります。
【工事の様子】
小屋裏の空きスペースに収納空間を作る為、床梁を新たに入れ、床を張る下地造りをしました。
梁は断面欠損を抑える為、梁補強金物を使用しています。
米の保冷庫の上部にも、収納スペースを確保する為、梁組をしました。
床仕上には厚さ30mmの杉板を張りました。
かなりの重量に耐える造りに施工しました。
中間に設けられた棚からロフト空間の収納への階段を作業場にて作製しました。
厚さ45mmの杉材で加工・組立しました。
下地組した梁上に杉板30mmを張り収納空間の完成です。
上部を見上げると踏み天井仕上りとなっていて、木造の構造体表し仕上りの倉庫には、とても似合ってます。
天井高を出来るだけ確保する為に梁の上端ではなく下げた位置に床張りを入れ、床を張って仕上げています。
【完工の様子】
未利用だった空間に大容量の収納空間が完成しました。
収納空間との境には杉板を横張りし、落下防止と収納の目隠し材として仕上げています。
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