床の間を収納空間へ
御施主様の依頼により、現場調査した時には、6畳和室の床の間は、すでに収納として、使用されてました。
原因は、この物件は、建売住宅で、収納の気積が圧倒的に足らない事でした。
御施主様の要望は、低価格・工期の短縮・利便性でした。
これらを考慮した小規模リフォームは下記の通りです。
【工事前の様子】
【工事準備段階・材料搬入】
畳上に簡易養生をして、加工材料・道具を設置して準備万端です。
【工事の様子】
工事箇所が真壁仕様で塗り壁なので、取付部材の強度を高める為に、ウレタンボンドを塗布してビス締めです。
予め、作業場にて部材には、掘り込み加工(根太落とし込用)をしてあるので現場作業は、スピーディーに進みます。
上部棚の骨組みが完成しました。
杉小幅板を張って固定棚の完成です。
総杉無垢仕様なので床の間の空間にも違和感なく納まっています。
板を張り終わり、壁取合いに見切縁を取り付けて棚の完成です。
下部の中段も同様の作業を繰り返し作業をします。
【完工の様子】
ここまでの作業時間は、現場作業に半日・材料加工・段取りで合計一日作業です。
コスト上、戸は設けてないですが上部にレールを取り付けてカーテン設置で隠す収納にも変化します。
今回は見せる収納空間の仕上りで総杉無垢仕様としています。
御施主様の要望に応えて様々な提案をし、打合せの上で施工いたしますのでいつもお客様に喜んでいただいております。
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