これで安心!外壁雨漏り改修
・今回は、角スパン(ガルバリウム鋼板)の外壁から雨漏りしているお住まいの雨漏り原因調査&雨漏り改修工事の施工事例です。
・屋根からの雨漏りと比べてみても外壁からの雨漏りの原因は調査しにくいので、今回は、やむをえず原因を明らかにする為に雨漏り原因範囲を推定して外壁を解体し、外壁下地から雨漏り原因調査を確実に実施しました。
【現場調査の状況】
(内部)
・和室の腰窓上部から雨漏りしていて檜の敷居や鴨居に影響がでていました。
(外部)
・エアコン配管廻りと窓上廻りに見苦しい仕上りのコーキング処理の後が・・・どうやら別の業者が雨漏りした後らしい。
・外壁に複数の飛散物の衝突のような傷跡がありました。これにも原因があるのか・・・?
【解体~原因調査】
・外観目視調査結果から原因特定は、難しかった為、外壁下地の重大な瑕疵が原因と断定して外壁を解体して防水下地調査しました。
・原因調査して原因が明らかになりました。
(原因①)棟付近の透湿防水シートの未施工
(原因②窓廻りの防水テープ未施工)
(原因③配管廻りの防水未施工)
(原因④透湿防水シートの重ね不足)
・原因①~④は、残念ながら建築にあたっての施工基準としては、最低限の施工がされてなかった為起きた欠陥でした。
・建物全体が同様の施工方法と推定されるために根本的な解決は、困難ですが、今回雨漏り箇所は、和室窓からの雨水浸入なのでそこを重点的に雨漏り改修対応しました。
【防水下地施工・雨漏り対策~外壁再施工】
・窓廻りをしっかりと確実に防水テープ施工しました。
・窓廻りの透湿防水シート施工も確実に施工しました。
・配管廻りも防水施工OKです。本来ならウエザータイト100φ用使うと効果的ですが外壁下地が干渉するので今回は、未使用です。
・軒天井と外壁見切りの取合いも隙間が空いていたためシール施工しました。
・棟付近の透湿防水シート未施工部分も木下地を一旦外して施工しました。シート重ねが足りない部分も増し張り施工対応しました。
・外壁仕上げ材を施工する前に雨降りを待って雨漏りが改善されてることを確認して外壁仕上げ材を張りました。
【室内改善工事】
・雨シミで美観を失われた内障子を磨き直して障子紙を張り直しました。
・和室の柱・敷居・鴨居もシミ抜きをしてから研磨して白木磨きをしました。エアコンの再接続をして作業完工しました。
・これでもう安心です!!雨漏り解決!!
・住まいの雨漏りやお困りごと解決にお悩みの方は、お声かけお待ちしてます。笑顔で喜んで対応いたします。
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