農機具小屋の屋根替え
50年以上経過している農機具小屋の屋根替えを承りました。
今回は、屋根材・下地材等をお施主様支給(カインズホームにて購入)で工事手間だけで、お施主様との共同作業にて作業しました。
このような柔軟な対応も弊社は、可能にしています。
【工事前の様子】
【工事中の様子】
瓦は、半円パイプ状のシュートを用意して、滑り台のように瓦を滑らし降ろしました。
瓦を降し終わった後の土降し作業が中々大変な作業です。
土嚢袋に入れて、瓦と同じように、シュートを利用して降ろしました。
土を降し終わった後、杉皮を残した状態で、トタン下地をビス締めして、トタン張り作業前の段取りが終了です。
【完工の様子】
ここまでの作業で約2日間で終了しました。
お施主様も大活躍にて作業工程完工です。
倉庫内未利用空間の棚作製
木造で建てられた倉庫の上部の未利用空間を利用して大容量の収納空間の作製を承りました。
【工事前の様子】
横架材には、ハイブリッド集成材が使用されていて梁成が455mmあります。
【工事の様子】
小屋裏の空きスペースに収納空間を作る為、床梁を新たに入れ、床を張る下地造りをしました。
梁は断面欠損を抑える為、梁補強金物を使用しています。
米の保冷庫の上部にも、収納スペースを確保する為、梁組をしました。
神社の浜縁の修理
神社の縁の修理を請負ました。改修前は下記の写真が示すように、白蟻の食害により、木部がボロボロの状態でした。
白蟻の巣窟と化した縁を全て撤去し、低予算で、改修工事をしました。
【解体工事の様子】
切り目縁仕上り(スノコ状)の板が素手で解体が可能なほど木部の状態がひどかったです。
白蟻の巣窟です。ものすごい数の白蟻がいました。
板の下の土台も白蟻被害でボロボロでした。
やすらぎの新和風住宅
今回のお施主様の要望は、木の香りが漂う山小屋風の内観が好き、無垢材と塗り壁の自然素材が好きという家造りのコンセプトがしっかりと定着していた為、
弊社(住建太子光)のやすらぎの新和風シリーズの仕様を適用し、和調の新しさ・懐かしさの両方が感じられる趣のある素晴らしい家が完成しました。
外観は弾性塗り壁で校倉(櫛引)仕上、軒裏は杉板の30mm厚仕上としています。
屋根材は、金属屋根の立平葺きの軽量屋根仕上としています。
現代の家造りでは、殆ど使用される事のなくなった沓脱石を濡縁のステップとして使用し、和の趣を演出しています。
又、広くスペースを確保した濡縁は、アウトリビングとして活用出来、玄関先ではなく、仲の良いお客様等を温かく向かい入れる事の出来る憩のスペースとして使用できます。
夏には、風鈴がとても似合うとても風流さも感じられます。
このシリーズの特長として縦に伸びやかな印象を出し和の雰囲気を象徴する縦格子を多用して、トータルバランスを考慮したディティールを重視した納まりとなってます。
杉無垢材で作製した下駄箱の隣には、多目的に使用出来る収納空間を配置しています。棚は全て可動棚として、臨機応変に使い分け出来る収納としています。
全ての部材を自社の作業場にて加工し、自然塗料仕上げとして、経年変化・美化を考慮した健康素材料を吟味して、丁寧に手加工し、取付ています。