風に負けない耐風仕様カーポート!
【CONCEPT】
・二台分のカーポートの台風被害を受けたお客様の要望として強風にも耐えれるカーポートにしたい。と強い気持ちでした。
・何故なら立地条件も隣地に建物がなく風当りも強く過去に台風被害でカーポートの撤去と新設を経験したお客様でした。
・そして、昨年の台風24号で直したカーポートも屋根材パネルが7枚飛散してしまった為、カーポートの設置をやめるか強風に耐えれるカーポートにするかを悩んでいたので耐風仕様のカーポートを提案して施工した事例です!
【BEFORE】
・被害状況は、屋根材パネルが7枚飛散と複数の屋根材パネル上の補強材が台風によって浮き上がり折れてました。
【WORK】
・既存カーポートの解体作業です。
・一度台風のよって被害の受けた後に新設したカーポートの脚のコンクリートの根巻きは、地中で直径約500mm、深さ約600~700mmでしたので斫り作業が大変困難でした根巻き部分が写真のタイルの間隔以上だったので排出作業もかなり時間がかかってしまいました。
・なんとか柱とコンクリートの根巻き部分の解体も終わっていよいよ耐風仕様のカーポートの組立作業のスタートです!!
・桁の柱を組立てコンクリートの根巻きをして筋交いで固定します。冬季の強風の中での作業だったので丈夫に筋交いをして施工で施工精度を高めてます。
・桁間と柱間の距離と水勾配をしっかりと確認して後ろの柱のコンクリート根巻きも終えたらいよいよ屋根材(ガルバリウム鋼板の折半)の施工です。
・折半は、予め設定した位置に穴開けをしてボルト固定です。
・折半を留めるボルトには、樹脂カバーをして塩害や日光によってボルトが錆びたり防水パッキンが痩せて屋根からの漏水対策をします。
・水下側の折半は、雨樋に雨が流れやすいように折半の谷部分を折り曲げます。
・アクリルパネルの屋根材仕様のカーポートと比較するとどれだけ屋根材が丈夫かこの間隔のボルト締めを見ると一目瞭然ですね!!
・屋根材施工・幕板施工が完了したら柱の根巻きのコンクリートが固まるまで筋交いをそのままに養生です。
・柱の根巻き部分は、モルタルで根巻きを更にして硬化前に化粧砕石を敷いて仕上げます。モルタル硬化前に砕石を敷くのは砕石の跳ね上げを防ぐためです。
【AFTER】
・これで雨にも風にも負けない耐風性能向上仕様のスタイリッシュなカーポートの完成です!!
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