玄関ポーチ柱の交換
和風住宅の玄関ポーチ柱の交換工事の依頼を承りました。
銘木の変木を使用してありましたが施工状況が悪く柱の根腐りが起こってました。
柱をタイル部分に直接根入れしてあり腐食していた部分に補強としてモルタルで巻いてありましたがモルタルの隙間から入水して更に腐食が進行して柱下部の支持がされていない状態でした。
そこで緊急に柱交換をして最良の施工を行いました。
【施工前状況】
外観は塗装してまだ二年目ということで一見綺麗に仕上がっていて問題がなさそうにみえます。
但し、柱下部を触ってみますとかなりぐらついてしまっています。
【工事途中】
桁両端部にジャッキを飼い解体工事始めました。
柱下部がかなり腐ってしまっているのがよく分かる事だと思います。
柱石の根入れが出来るように床タイルを斫工事します。
大理石のボルト貫通タイプの柱石(柱の根固めの為)を先付け施工しいよいよ桁への差し替えです。
予め柱石下部にはジェットセメントを練って仕込んでおきます。
|カテゴリー:住宅の小さな修理・工事|
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出窓軒天改修
軒裏仕上がベニヤ板で張ってありました。
長い年月をかけ風雨にさらされ耐候性に乏しくなり傷んでひどく垂れ下がってしまっていました。
見た目が悪くそれを改善させる仕事を承りました。
軒裏には下地がなく又、施工性を考慮してガルバリウム鋼板を加工して仕上げました。
次いでに木部表しとなっていた鼻隠しもガルバリウム鋼板で包み仕上ました。
下記の写真をみて工事前後の様子を比較してください。
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昔仕事の戸袋内の修理
下記写真でお分かりと思いますが、戸袋の中に仕上で張られているベニヤ板が雨で傷みめくれ上がってしまい
雨戸板の出し入れが困難となりそれを改修する工事依頼を承りました。
【施工前の様子】
戸板を出し入れする部分(戸繰り口)下部がめくり上がり戸板の進入を妨害しています。
現在の家造り事情ではあまり見られなくなった大工・板金工によって作製された現場仕事の戸袋です。
最近ではほぼ全てといっても過言でない位アルミサッシの戸袋が出回っています。
といっても雨戸よりもシャッター施工が過半数です。
鋼板で仕上げてある部分を全て解体していきます。
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出窓下収納を快適空間へ
今回は出窓下空間の改修を承りました。
現場調査をした所出窓下収納にカビ菌が繁殖し壁・床共に相当傷み収納空間として機能していませんでした。
そこで、原因を追及し対策を講じて快適空間へリニューアルしました。
【施工前の様子】
かなりシミ・カビがひどい様子が目視で分かります。
現場調査した所直ぐに原因が判明しました。
出窓下の外部(外に面する場所)に仕上加工(雨水対策)が施工されていなかった為、
地面からの跳ね返りの雨水が長年あたっていて、内部の戸が常に締めっぱなしの状態で
ジメジメした空間になっていた為でした。
【外部施工後の様子】
下地を組んだ後表しになってしまっていた木部をガルバリウム鋼板にて折り曲げ加工をして貼りました。
木部表し部分がなくなり、もう跳ね返り雨水があたっても大丈夫です。
【内部施工中の様子】
カビ・シミの発生していた壁・床仕上材を撤去し、仕上材施工準備します。
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オンリーワン装飾用調度品の創作
部屋(和室)飾り用に作製された 900mm角の凧を飾る為の台の創作を依頼承りました。
お客様の当初の予定は市販のイーゼル等で飾る予定でしたが、飾り凧が予想以上に大きかった為、
市販のイーゼル等では対応出来なかったので弊社にご相談して下さりました。
実際の凧と飾られる部屋を確認し、飾り台の寸法・デザインの校正をして、お客様と打合せをして作業を進めていきます。
材料は吉野杉の無垢で赤身を使用しました。杢目が美しく仕上がりました。
装飾用調度品として品格が増すよう杢目を生かした塗装をしました。
自然塗料を調色して飾る空間に配慮しました。
上部に床中釘・下部には凧の芯骨を通す穴を開け凧に吊り金具を付けて飾り台に設置します。
飾る空間と凧にあった世界にたった一つの飾り台が完成しました。
創作の可能性は無限大ですが、何より金額・完成度をもってお客様の満足度が最高となるように精進する事が大切だと思います。
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