床下空間の改善の大改修
不動産会社の欠陥工事によって(台所の排水接続ミス)床下空間に台所の生活排水が溜まり大量発生した虫と匂いに悩まされていました
お施主様の希望に沿うように床下から床上迄自然素材で大改修しました。
【施工前の被害状況】
キッチンからの生活排水が約4年間床下に溜り約23坪の1階床下が汚水により土壌~床組までカビ菌の繁殖と虫の大量発生で非常に厳しい状態でした。
【床下収納庫を開けた様子】
現場調査時開口した瞬間臭気と虫が大変な状態でした。
【被害の原因となったキッチン】
外見は使用年数が浅い為まさか床下でこのような事態をひきおこしているとは予想できない状態でした。
【原因となったキッチン床下排水の状態】
床排水の接続ミスと排水廻りの床張りの乱雑さの欠陥工事が重複したことにより本来起こりえない床下の4年間分の汚泥蓄積という事態となりました。
床がしっかり張ってあれば床上に漏れが伝わり早い段階で原因追究が出来たはずです。
リフォーム会社の欠陥工事は酷いものです。
【床下の汚水除去の為の床開口工事の様子】
床下全域に汚泥排水が溜まっていた為水中ポンプによる排水の為に各部屋に開口穴を開けました。
【4年分の汚泥を水中ポンプで排水してる様子】
まる1日かけて4年分の汚泥を水中ポンプで排水しました。
水量がかなりあり吸い上げても又、湧水してしまう状態でした。
【床部分を土壌処理~改善工事の為解体工事を行ってる様子】
洗面脱衣室の排水(洗濯機排水)にも欠陥があり解体している際に簡単に外れてしまいました。
水廻りは重大な瑕疵につながる所なので気を付けて責任施工で行ってほしいですね。
【ポンプによる排水した翌日の降雨により土中より湧水した様子】
汚泥は排水したものの、この家の場合は外構にも原因があり、家外周部に暗渠排水工事が必要となりました。
結局、外周地盤面より基礎中土間が25cm低く外周部から雨水が浸入していまう状態だったのです。
【土間改善の為の工事の様子】
砕石地業~土間コンクリート打設の為の養生設置です。
土壌処理の為に土間に薬剤散布しました。
砕石下地を敷設後コンパクターで転圧していきます。
コンクリート打設前に土間用防湿シート施工です。
厚さ100mm以上の土間コンクリート打設完了しました。
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DKのイメージチェンジ
色彩の統一感のない暗いイメージのDK(ダイニングキッチン)のイメージチェンジする工事を承りました。
工事概要はCFシート(クッションフロアー)からノンワックスフロアーへ変更・壁クロスの張り替え・システムキッチンの交換工事です。
【施工前の状態】
加熱調理機器(ガスコンロ)周辺はタイル張りだった為、タイル目地の掃除が大変でアルミ養生がしてありました。
まず工事始めにカーテンレールや冷蔵庫等調度品を撤去してシステムキッチンの解体をします。
冷蔵庫を撤去した際、冷蔵庫と流し台との隙間から洗い物をした際の水や掃除した時のつたり水が長い期間にわたって床を傷めた箇所が出てきました。
床がかなり傷んでいたため床組から補強するようにしました。
システムキッチンの解体終了です。
使い方が丁寧でお手入れ上手なお施主様で表面上は綺麗でしたがやはり年数がかなり経過している為見えない部分は汚れや老朽化が進行しています。
既存タイル部分はキッチンパネル施工となりますが、タイル上に施工ですと剥離の原因となりえる(ONタイル工法もありますが)
ので今回は壁の仕上りも考慮して解体しました。
先程の流し台と冷蔵庫の隙間の部分です。
少量の水被害と思われますが、毎日の積み重ねの経年変化によってこれだけの被害となりました。
水廻りの被害はやはり見えないところで進行しているものです。
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カーペットからお手入楽床へ
築30年以上の建築当初に施工されていたカーペット敷きの床を部屋のイメージチェンジとお手入れの利便性を考慮して
ラグの似合う快適空間の床板への変更工事を承りました。
【施工前】
グリッパー工法で施工されている床カーペットを全て撤去します。
仕上床張りをする前に床下地ベニヤを釘増し締めします。
【施工中】
床張りは各壁・幅木取合いの状態をみて曲をとりながら加工してウレタンボンド併用でフロアーステップルで
打ちつけていきます。
【施工後】
ラグカーペットの似合うWPC床フローリング張りのお手入れしやすく傷のつきにくい快適空間が完成しました。
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天井のホコリ溜りの解消
昔ながらの洋風折り上げ天井で仕上られていた応接間の天井のホコリ溜りを解消し、
天井・壁のクロスを張替や天井照明の交換をして部屋全体を明るくする為の工事を承りました。
この天井の中心には昔風のシャンデリアが取付られていました。
その照明器具も電球交換が大変だということで器具交換です。
このいりくんでる部分にホコリが溜まってしまいます。
なかなか清掃が大変な部分で大体放置されている事が多い部分です。
いりくんでいる部分に下地施工して塞ぐ工事をします。
針葉樹合板12mmで下地組をしてその上に3mmベニヤを張りクロス下地完工です。
クロス張りの前工程のパテかい施工をします。
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タモ無垢板で創作家具作製
元々は学習机として使用されていたタモ無垢板をお施主様の依頼でダイニングカウンター用ベンチにリメイクしました。
4人の子供で学習机として使用されていたタモ無垢板は両耳付(丸みを帯びた皮付きで自然な風合いが有る様子)で
幅約1000mm×長さ2000mmで厚さが50mmありました。
その板をお客様の要望で半分に丸鋸でひき割りベンチ材料にしました。
小さな子供達が勉強机に使用していただけあってタモ無垢板の表面は落書き等でかなり汚れていました。
ランダムサンダーで無垢板の台面を研磨する作業からスタートです。
研磨作業が終わり各部材を加工していきます。
ベンチ材料の天板は先程の研磨作業後に意匠性が増すように片方の元々あった面にあうようにバランスをみて面を様々な道具
を使って自然な風合いを造りました。
各部材を寸法通り切断加工後、組立が出来るようにホゾ穴加工をしました。
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