真壁の家具転倒防止金具取付
畳交換工事を御用命いただいたお客様より次いで仕事に家具転倒防止金具の取付を承りました。
真壁仕様で塗り壁仕上の為、金具が取り付けれるように、柱の面内に付け鴨居のように檜化粧材を取り付けました。
二つの箪笥に対して合計四個の転倒防止金具を取り付けて作業終了です。
古畳を火の国産に新調
20年以上経過した古畳を藁サンド床下地で畳表を火の国産の新畳に交換する工事を承りました。
古畳を外すと畳下にこれだけの埃がありました。
綺麗に清掃し、畳敷きの段取りです。
昔は、湿気対策の為だと思いますが、殆どの家の畳下には、新聞紙が敷かれてます。
これも綺麗に外し、清掃です。
綺麗に清掃した所で、予め採寸し、作り上げた新畳を敷いていきます。
防虫・防カビシートをこの荒床上に敷いて新畳を敷きます。
写真の緑色部分が茶成分を含んだ防虫・防カビシートです。
この他にも炭シートの仕様もあります。
縁は、紋縁と言って通常社寺で使用される若干高級な黒小型銀七宝に選定しました。
緑色が美しい新畳が敷かれ、部屋も生き生きとした空間に生まれ変わりました。
見晴台作製工事
未塗装であっても白蟻・腐りに強い高耐久材のセランガンバツーを使用してウッドデッキをリビング脇に施工し、田園風景を借景とする眺望の見晴台の工事を承りました。
高耐久材は経年変化による割れやビスの緩みも殆ど発生しないメンテナンスの要らない材料です。
下記のように工事を進めました。
【工事内容】
バツー材は写真のように茶っ褐色ですが、多少の色ムラが有る為、施工当初の美観の為に塗装しました。
しかし、本来高耐久材は、防虫・防腐に優れ、塗装も必要ない材料です。
ウッドデッキの平面計画に沿って縄張りして束石の設置箇所を決めます。
デッキ材の下地組をします。
大引き材を組んでいきます。
大引きをレベル調整してカットした束と組み合わせ触れ止めに幕板を取付ました。
大体の床骨組みが完成し、後は、デッキ材とステップの施工です。
大引きと束柱は、Lアングルでそれぞれビスやアンカーで固定しました。
これらの一連の作業を終えて、デッキ材を留めて本日の作業は、暗くなったので終了です。
翌日の作業は、ステップの取付作業からです。
樹木は、残す要望があったので、樹木を避けるようにステップを斜め配置しました。
【完工の様子】
インナーリビングと繋がるアウトリビングが完成しました。
高台に配置しているここからの借景は格別です。
お客様が大満足のウッドデッキ工事が完工です。
借景眺望の窓リフォーム
山の斜面に面する住宅の借景眺望の為の窓リフォームを承りました。
工事以前は、腰窓だった為、折角眼前に広がる景色を眺める事が出来ず、部屋の中も窓開口が少なく、暗い空間でした。
そこで、窓リフォームとウッドデッキを提案し、借景眺望の為、ウッドデッキにより外部との連続性を保った絶景の見晴台を施工しました。
工事内容は下記の通りです。
【窓交換工事内容】
腰窓を掃出し窓にする為に窓取合いの外壁トタンや下地を解体しました。
室内側も工事取合いを解体します。
下地を調整し、掃出し窓サッシ枠を取り付けていきます。
耐震リフォーム
耐震工事の補助金額で近隣の市町村より優遇される袋井市にて耐震工事を承りました。
壁量計算をしてガーディアンウォール工法を用いて工事しました。
この建物に関しては、押入内を解体して補強する事で基準をクリアーする事が出来ました。
工事内容は、下記の通りです。
【工事前の様子】
【耐震工事中の様子】
柱下部(柱脚)には、基礎に孔孔を開けてケミカルアンカーでボルトを固定して引寄せ金物(ホールダウン金物)を取付ます。
柱上部(柱頭)にも引寄せ金物(ホールダウン金物)をしっかりとつけました。
また、部位によっては、写真のような金物の取付のあります。
全ては、壁量計算の基準値に対応するようにガーディアン工法の金物・パネルで施工しました。
指定の下地組をして、下地も金物補強をします。
ガーディアン工法用パネルを指定ビスで指定ピッチで打ち付けていきます。
この流れで耐震工事を進めていきます。
内装仕上は、特に規定がない為、原則的には、復旧工事として元の仕様で施工ですが、少しでもお客様が満足するように少しでも使いやすいように配慮して打合せをして工事します。